壁の花団
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代表者PROFILE

水沼 健
(みずぬま たけし)
劇作家・演出家・俳優

1967年、愛媛県出身。1989年MONOに俳優として参加。1998年、金替康博、内田淳子と共に「羊団」を結成し、演出を担当したことをきっかけに演出家としての活動を開始。2004年に自身の舞台作品を発表する場として「壁ノ花団」を結成。その第一回公演『壁ノ花団』で第12回OMS戯曲賞大賞、2008年『アルカリ』で十三夜会奨励賞、2011年『ヤングフォーエバー』で佐藤佐吉賞優秀演出賞を受賞している。2012年『ニューヘアスタイルグッド』は第57回岸田國士戯曲賞最終候補作に選考された。

演出家としての代表作に羊団『Jericho』『水いらずの星』『石なんか投げないで』(共に作:松田正隆)、羊団『むずかしい門』(作・演出 *第4回AAF戯曲賞佳作)演劇計画2004『アルマ即興』(作:E.イヨネスコ)、演劇計画2005『象を使う』(作・演出)など。
2006年度にはまた(財)セゾン文化財団の創造環境整備活動助成事業(ザバティカル)により、ベルリン、ニューヨーク、インドネシア二都市の視察を行う。(この視察の内容については『viewpoint No.40』に執筆させていただいています。)
現、近畿大学文芸学部芸術学科専任講師

詳しい活動歴はコチラをご覧ください。




「アルマ即興」 【京都芸術センター演劇製作事業「演劇計画2004」にて上演】

作:E・イヨネスコ 演出:水沼健

出演:尾方宣久 藤原大介 森澤匡晴 森本研典

1950年代に書かれた社会風刺劇を、ある劇作家の幻想劇として新たに捉え直し、その劇作家の幻想によって生まれた三人の男(バルトロメウスT、バルトロメウスU、バルトロメウスV)に翻弄され、奇妙な演劇論に巻き込まれながら、人間の孤独をユーモラスに抉り出した作品。


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「石なんか投げないで」 【羊団第4回公演として上演】

作:松田正隆 演出:水沼健

出演:金替康博 内田淳子

羊団第 4 回公演として 2004 年に上演された。Mという頭文字で表される女と、同じくGという頭文字で表される男が人格(名前)や時代、場所をいれかえながら、さまざまな形で神とかかわろうとする男と女のありようを遠近法のもとに照射しようと試みた作品。タイトルはイエイツの「モル・マギーのバラッド」の中の一説より。 

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