『ウィークエンダー』メンバーからメッセージ!


金替康博



▼ウィークエンドに読みたい一冊
『蠅の王』
何処かにあるはずなのだが、探し出すのにひと苦労しそう。週末を有効利用して探し出す本の中でも有名な本。

▼ウィークエンドに観たい映画
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』
確か、長かったはず。そして、面白かったはず。

▼金替康博さんからメッセージ
去年は久しぶりに内田淳子さんとのガッツリ二人芝居『水いらずの星』。今年はガッツリ五人芝居『ウィークエンダー』。やはり稽古場が賑やかです。
[金替康博/かねがえやすひろ]1967年6月20日生 福岡県出身 俳優/MONO所属
第三回公演『悪霊』以降、壁ノ花団の全作品に出演。その他,近年の主な出演舞台に、MONO『ハテノウタ』『裸に勾玉』(ともに作・演出:土田英生)、東京マハロ『紅をさす』(作・演出:矢島弘一)、ABCホールプロデュース『目頭を押さえた』(作:横山拓也 演出:上田一軒)など。また、『斉藤さん2』(NTV)、『夏の終り』(監督:熊切和嘉)などテレビドラマ・映画出演も多数。第2回関西現代演劇俳優賞男優賞受賞


F.ジャパン


▼ウィークエンドに読みたい一冊
益田ミリ『47都道府県女ひとりで行ってみよう』 (幻冬舎文庫)
ウィークエンドに旅行に行った気になり、おまけに行けないフラストレーションもたまらない、「こんな感じ」の旅行記感がたまりません。

▼ウィークエンドに聴きたい一曲
ジョナサン・リッチマン&ザ・モダン・ラヴァーズ
『ザット・サマー・フィーリング』
ここ数年、壁ノ花団の稽古をしている時のウィークエンドによく聞いています。夏が終わっていく感じを噛みしめています。

▼F.ジャパンさんからメッセージ
Fジャパンです。今年もお世話になります。ありがとうございます。
おそらく壁ノ花団のお芝居でしか味わえない「あの感じ」をお届けしたく、日々稽古に励んでおります。
稽古場では一回り歳下世代の、松原さん、前畠さん、杉原くんたちに自身のロートルさを見せつけられる一方で、一回り歳上世代の金替さんの妙技に圧倒されてもいます。贅沢な時間を過ごしています。両世代の素晴らしさを吸収してぼくもがんばろうと思います。
[F.ジャパン/えふ じゃぱん]
大学在学中、バンド「ピロティ」で活動する傍ら、フリーペーパー「バッグマガジン」にエッセイを連載。同誌で同じく連載していた劇団衛星代表・蓮行と出会い、演劇の世界へ。2000年より劇団衛星に入団。劇団活動以外にも、多くの演劇公演やテレビ・映画等に出演するほか、ワークショップ講師なども務める。第11回関西現代演劇俳優賞男優賞受賞。


松原由希子


▼ウィークエンドに読みたい一冊
文庫ではなくハードカバー。大きく、重く、分厚いもの。
せっかくだから移動時に適さず、読んでいる感覚も楽しめるものを。

▼ウィークエンドに聴きたい一曲
Lenka『The Show』
いろいろあっても、それすら丸ごと楽しんでやれ。と言われた気になり、ウィークエンドが終わることに前向きになれる。

▼松原由希子さんからメッセージ
私事で恐縮ですが、壁ノ花団には出演してみたいとずっと密かに思っていました。なので今回お声がけ頂いたときは内心しめしめ…といったもので。嬉しいです。もらう台本も、立ち上がっていくシーンも面白くて魅力的な稽古場です。
そんな魅力的な稽古場で作っている作品です。
「ウィークエンダー」是非観に来て下さい。
[松原由希子/まつばらゆきこ]1990年12月8日生 大阪府出身 俳優/匿名劇壇 所属
2011年5月、近畿大学の学生を中心に匿名劇壇を旗揚げ以降、殆ど全ての作品に出演。最近では、CM、ドラマ、ボイスなど、活動の幅を広げ、今後の活動が大いに期待される。主な出演作に舞台MONO『ハテノウタ』『裸に勾玉』『ぶた草の庭』、柿喰う客フェスティバル『露出狂』、NHK『FMシアター ミラーボール』『歴史秘話ヒストリア』、CM「広島工業大学」など。


杉原公輔


▼ウィークエンドに読みたい一冊
東野圭吾『白銀ジャック』
小説をのろのろと小分けにして読み進める私が比較的すらすらと読んでしまった作品です。

▼ウィークエンドに観たい映画
『バクダッド・カフェ』
コーヒーでも飲みながら落ち着いて観られる休日の映画だと思います。

▼杉原公輔さんからメッセージ
独特の雰囲気を持ったお芝居です。この世界の住人になるには時間がかかります。なかなか溶け込めません。稽古頑張ります。
今回も作・演出の水沼さんをはじめ素晴らしい役者の方々と関われた事を幸せに感じます。
楽しんでいただけたらと思います。
[杉原公輔/すぎはらこうすけ]1992年3月2日生 滋賀県出身 俳優/匿名劇壇 所属
近畿大学文芸学部芸術学科舞台芸術専攻卒業。2013年に「匿名劇壇」に参加。劇団公演の他、iaku『車窓から、世界の』、壁ノ花団『サイドカー』、Plant M『If you are happy and→』、大阪現代舞台芸術協会プロデュース『坊ちゃん』など外部公演にも多数出演。


前畠あかね


▼ウィークエンドに聴きたい一曲
SANABAGUN.『人間』
「休みは働く為のものじゃない」というフレーズがあるんですが、ここは拳を上げて叫びたくなるほど好きです。
寝る前にこの音楽を聴くと、1週間乗り切った自分に「おつかれさん」。
やってくる新たな週を静かに受け止める準備ができます。
スカッとした気分で布団に潜ることができます。

▼ウィークエンドに観たい映画
『ダイ・ハード』『ジャージー・ボーイズ』
週末は新しく始まる週の憂鬱さで落ち込みやすくなるので、アクションでスカッと、伝記映画で勇気をもらいたくなります。

▼前畠あかねさんからメッセージ
こんにちは。前畠あかねと申します。‬今回、初めて壁ノ花団に参加させていただきます。‬‬‬
学生時代から毎年夏は、壁ノ花団を観ることが習慣になりつつありましたが、今年は壁ノ花団の一員として携わせて頂き、勉強と吸収の夏、充実した時間を過ごしました。
そして、社会人として迎える初めての夏でもありました。
社会人になってからのウィークエンドは、より特別なものになるだろうという予想は、意外にもそうではなかったと実感しました。今までと変わらず何か地味。それより、この公演が終わった後にやってくるウィークエンドは、きっと空っぽで寂しさが襲ってくるに違いありません。ほんと、勘弁してください。
共演させていただく皆様から毎回たくさんの刺激を受けており、稽古が猛烈に楽しいです。
水沼さんのゆるふわっとした雰囲気とユーモアが『ウィークエンダー』に注がれております
皆様に楽しんでいただけるに違いありません。
最後まで努めます。どうぞよろしくお願い致します!

[前畠あかね/まえはた あかね]1994年4月5日生 大阪府出身 俳優
2017年3月、近畿大学文芸学部芸術学科舞台芸術専攻卒業。本年度より本格的に俳優としての活動を開始。これまでの出演作品にがっかりアバター『俺ライドオン天使』、劇団空組『0幕学園』、太子堂事務所『Take me out to the moon』the nextage 『見よ、飛行機の高く飛べるを』『青ひげ公の城』など。


水沼 健(作・演出)


▼ウィークエンドに読みたい一冊
最近の週末はだいたい疲れ切っており、体力が限りある資源であることを痛感しているので、体力を削って真剣に読まないといけないものは必要ない限りしたくないです。『カムイ伝』とか『三国志』みたいな長めのマンガをごろごろしながら読むのが幸せそうだけども、週末というものはそれらを読み切るほどほど長くない。

▼ウィークエンドに聴きたい一曲
ジェイソンムラーズ『I’m Yours』
それほど最近の曲とは思ってはないけどもう10年もたってしまったのかと思うと時の流れは早いですね。

▼水沼 健からメッセージ
今回はあたらしく松原由希子さんと前畠あかねさんに加わってもらい、フレッシュな感じで新しい挑戦ができており、稽古はまだ中盤あたりですが、この時期としては珍しいほどの手ごたえを感じております。ぜひ見に来てください。
[水沼 健/みずぬまたけし]1967年10月25日生 愛媛県出身 壁ノ花団主宰


撮影協力|土田英生